大切なお知らせ》 ダメゼッタイ 体罰による子育て
子どもへの体罰は法律で禁止されています。
「しつけ」と体罰はちがいます。「しつけ」と称した体罰はゼッタイにゆるされません。
これらはすべて体罰です。
■何度も注意してもきかなかったから、子どもの頭をたたいた。
■テストの点数がよくなかったら、子どもに夕食を食べさせなかった。
■うそをついたので、子どものいる方向に物を投げた。
■忘れ物をしたので、長時間座らせて説教した。
■友達をたたいてけがをさせたので、同じように子どもをたたいた。
■宿題をしていなかったので、耳をひっぱった。
■部屋をよごしたので、大声でどなった。
■「次やったら〇〇するぞ」とおどして言うことをきかせる。
■無視する。(子どもの話を聞かない、子どもの世話をしない、深夜子どもを置いて外出する…)
何度言ってもきかないから・・・、軽くたたくぐらいだから・・・、愛情をもってたたいている・・・、親だからこれくらいはよい・・・、自分もたたかれて育ってきた・・・、これらはすべて大人の言い分です。虐待行為です。
体罰で子どもに言うことをきかせることは、その後の子どもの心身の成長や、家族関係に大きな影響を与えます。
子どもの失敗は成功のはじまりです。うまくできないことがあっても暴言や暴力、威圧で言うことをきかせようとするのではなく、愛をもって接してあげてください。お子様は大切な宝物です。子どもの本当の「心の声」に耳を傾けながら、優しさや思いやりで「子育て」をしてください。親の思い通りにはなかなかいかないものです。子育ての悩みがありましたら、子どもセンターまたは「189(いちはやく)」に相談してください。
▶保護者や地域の皆様へお願い
地域や身近な子どもたちが、泣き叫んでいる、大人の怒号が聞こえる、家から追い出されている、ごはんを食べていない、いつも同じ服をきている、人権を否定するような言葉がけをされている等の虐待の疑いに気づかれましたら、奈良市子どもセンターまたは「189(いちはやく)」に相談通告をお願いします。(全ての国民に課せられた義務です。)
▶学校も、児童虐待の疑いがある場合、奈良市子どもセンターに通告します。
子育てをみんなで支える社会にしていきましょう。
【相談窓口】
◆奈良市子どもセンター 0742-34-5597
◆児童相談所虐待対応ダイヤル 189(いちはやく)
【文科大臣からのメッセージ】